ここ1週間で、2人の若手から相談があった。

「今の仕事のままで自分は成長できるのだろうか?」
「もっと追い込まれた状況に身をおくことにより、より成長
できるのではないだろうか?」

今の部署は、人数も多いこともあり、ある程度"守られた"感じを
受けるのだろう。

部署を異動することにより、より成長の速度を早めたいようだ。

確かに私も若いころ、東京での役割分担が明確化しすぎることに
嫌気をさし、支社への異動を希望した。
実際、支社へ異動になり、支社での仕事が自分に大きな成長を
もたらした。
居場所を変えて、経験を積むことも確かに大事。

しかしである。

今の部署でできることは山ほどあると思う。
実際、そこまでやりきっているとも思えない。
一種の「逃げ」の姿勢も見て取れる。

目標をきっちり決め、それに対しまずは突き進むことを薦めた。
その中で、自分自身のコアコンピタンスを決め、このコンピタンスに
よりマッチする部署があるのであれば、そのときに考えればいいと
思う。

今できることと、今じゃできないこと。

昔の自分を思い出させる1週間だった。
今日の嘉納杯。
井上康生のアテネ以来の復帰戦だ。

昔から井上康生のファンだった私は、アテネも当然金メダルを
疑わなかった。
しかし敗北。。。何故だ!

それから辛く長い6ヶ月。

挫折を味わった男は強い。
が、そこから這い上がれない人間も数多くいる。

しかし康生は勝った。
それも内股、内股、また内股で。

自分の得意技に最後までこだわり、そして勝った。

挫折、失敗を糧にできるかどうかはその人間の強さだと思う。
そこで折れなかった康生は凄い!

私もそんな強い人間でありつづけたいと思う。
先日ふと会社の名刺を整理していて、私が支社で働いていたときの
お客様の名刺が出てきた。

このお客様は、弊社の製品を購入いただいたものの、うまく使用できず
結局使わずに終わってしまったと記憶している。

そのとき、製品を提供する我々とその製品をインプリする会社の
思いがかみ合わず、コストを結構かけていただいたにもかかわらず、
製品をうまくインプリできなかったわけだ。

お金を出していただいたにもかかわらず、使用していない。
これは製品を提供する側としては心が痛い。

そんなことを思い出しながら、Webでその会社を調べてみていると。。。

その際にお付き合いいただいた当時本部長の方が社長になっておられた。
またシステム子会社の取締役だった方が、システム子会社の社長に。

とても嬉しかった。

過去にお付き合いのあったお客様がトップになっていることに感無量。
私との接点はお客様にとっても、思い出したくないことかもしれないが、
私は今でも覚えていて、それを糧によりお客様にベストな製品を
提供できるよう頑張っている。

こうしてお客様に教えていただき、成長している日々が続く。

お客様はやはり神様。
私は東京に来て既に7度ほどの引越しをしている。

そろそろ引越しでもしようかなと、2年が経つといつも思う。
そういえば、そろそろこの家に住んで2年が経つ。

この町もこの町で悪くはないのだが。

どこに住もうか考えている時間と、新しい家を探すその瞬間が楽しい。
住めば都。
好きなときに好きな場所に住む。

独身の特権であるこの権利を保つために、マンションを買うなんて
考えたことも無い。
マネージャーという仕事がら、メンバにDirection
出さなければならない。

当然、Directionを実行するためのゴール
Action Plan案も。

また一度出したDirectionを柔軟に変更できるかも重要であると思う。

しかしながら、EmotionalなDirectionではメンバはついてこない。

事実を正確に洗い出し、事実に基づいた傾向を知り、傾向からの
対策を求める。

そのために私が重要視しているのは、

・事実を整理する力
・整理された事実から仮説を立てる力
・仮説を実証するための分析能力
・分析から導き出された結果を踏まえた具体的なゴール
・ゴールに向かうためのAction Plan

をいかに迅速且つ柔軟に導き出せるかということである。

やはりマネージャのDirectionが論理的且つ硬直化しないことが
強い組織を作り上げ、且つ柔軟なアクションにつながると思う。

私も上司に同じことを求めている。
私の上司は、さすがと思わせる事実に基づき、正しい仮説を元にした
Directionを出してくる。
だから、頑張れる。

難しいし大変だけど、面白い。これ事実。
週刊東洋経済の特集「2005年に挑む経営者たち」

団塊の世代と団塊ジュニアと呼ばれる世代のちょうど間『新人類』と
呼ばれた世代の経営者の特集

若くして経営者となっている人たちの現在・過去・未来が話されている。
中には、結果論ととれるものもあるが、当然参考になる話も満載。
自分の今と過去、将来のプランを照らし合わせながら、比較しながらまたまた考える。

ふと思うといつも考えているなぁと思う今日この頃。
頭でっかちにならぬよう、アクションが伴うようにということをいつも心がけています。

巻末には「社長が若いランキング」
(※上場・公開企業)

なんと1位は、イーディーコントライブの山口社長 27歳!
藤田社長は8位!でした。
私が今社長になっても。。。Top10には入れません。

志の強さとフットワークの軽さ、チャレンジスピリットが強かったんだろうな。
私もまだまだだ。。。

頑張ります!
皆様

新年明けましておめでとうございます。

さて、うちの会社は1月4日が仕事はじめ。
あっという間の年末年始でした。

新年の私自身の仕事始めは、各企業の社長による年頭訓示を読むのが毎年の恒例。

成長企業と従来型企業の社長の訓示を比較しながら、どの業種でどの企業が勝組みで、今後どのようになっているのか予想します。
また、社長の訓示をもとに自分自身の考え方を見直し、新しい一年を始めるきっかけとしています。

itmediaの新春インタビューも毎年楽しみに読みます。
各社各様の戦略と勢いを感じ取るができます。
皆様もご一読あれ。
今日仕事納め。
慌しかった今年も終わりました。。。
ふ~!

今年1年を振り返って。

お客様と社内。
私の給料は当然会社から出ていて、会社が利益をあげているからこそ生活していけます。
一方でお客様の喜ぶ顔がみたいのもまた事実。

会社の都合をお客様に押し付けすぎるとお客様は不幸になるし、かといってお客様の喜ぶ顔をみたいばかりに、お客様中心で考えすぎると利益度外視になってしまう。。。
このジレンマは誰もが感じたことがあるはず!(ですよね)

昔読んだ本に会社:顧客=50:50
最後の最後で迷ったときには、会社:顧客=51:49と書かれていました。
最後の最後では会社を取れということです。
バランスを取ることは重要!しかしながら、現場ではそんなデジタルにはいきません。

アナログな部分で会社を優先したり、お客様を優先したり、そんなグレー部分を楽しみながら仕事しています。

メンバも同様!のはず。
お客様に会社の価値、製品の価値を認めてもらってお客様も喜ぶ。
お客様とのWin-Winの関係を保ちながら来年も仕事がしたいです。
今年は、多少うまく行かない部分があったので。
今日は有馬記念!

競馬で言うところの総決算!

ギャンブルは最近やっていないのだが、ダービーと有馬記念は別。
1年間頑張って働いてきたお返しがあると思っているのだが。。。

私の本命は、コスモバルク。
ダイタクバートラムとデルタブルースを紐とした、馬連2点で勝負!

グランプリとして選ばれし15頭。
すばらしいレースを見せてくれるだろう。

中間管理職として我々のグループも今年1年間のグランプリとして選ばれるグループになりたい!

あと2時間後、結果が出てる。

楽しみ。
私はマネージャをしている。いわゆる上司といわれるものだ。
OL侍の上司よりは多少ましのはずだが。。。

今日部下(直属の部下ではないが)から自宅にクリスマスプレゼントが届いた。
上司に気を使わず、自分の後輩をその分可愛がってやれと思うものの、やはり嬉しい。

私のマネージャーのモットーは、部下が以下に楽しく、やりがいをもって仕事ができるかということであり、更には部下を人間的・ビジネスマン的に成長させてあげられるかということである。

その思いが届いているかどうかは微妙だが、メンバは個性的ながらも、いいやつばかり。

一緒に楽しく仕事をさせてくれるメンバに感謝!